1.製造業における生産管理システム導入のコンサルティング


 生産管理システム導入を成功裡に導くためには業務改善を含むシステム上流工程設計が非常に重要な作業となります
弊社では次に挙げるコンサルティング作業のポイントを踏まえて作業を実施していきます

生産管理システム開発・導入の難しさ【他のシステムとの相違】

  経 理 給 与 販売管理 生産管理
計画を扱う × ×
実績を扱う
考える規範(規制) 税法 就業規則 × ×
仕組みの変化 不変 不変
処理サイクル 1/月 1/月 リアルタイム リアルタイム
データ量
データ変更 訂正 訂正
関連部署 全社
特に【考える規範(システム機能に対する規制事項)】がないがため、設計段階では顧客からの【言いたい放題】【やりたい放題】の要求が出てくる可能性を秘めています。
システム設計者は顧客に対して【出来ることと出来ないこと】・【やっちゃだめなこと】・【代替案の提示】を適宜に提示しながら作業を進める能力が要求されます。
(TPICS資料より)

システム上流工程の設計作業における必要な業務知識レベル

「システム上流工程の設計作業における必要な業務知識レベル」のフロー 経験上で言えば、開発プロジェクトに参画する各部門担当者の業務知識は自部門の知識を深く有し全社的な立場で、業務を捕らえるための知識は浅い傾向にあります。(当然と言えば当然のことですが)
逆説的に言えば開発プロジェクトを推進するために、システム設計者に求められる知識レベルは各部門単位の知識レベルは浅くとも、全社業務を包括的に考えるレベルが望まれます。

システムアーキテクチャーを意識することの重要性

「システムアーキテクチャーを意識することの重要性」のフロー
「システムアーキテクチャーを意識することの重要性」のフロー
「システムアーキテクチャーを意識することの重要性」のフロー

2.生産管理システム構築/導入準備~安定稼働支援

3.日本の製造業に関わる弊社の基本理念

 家電製品等に見るモジュール組立品の組立製造については、 現在中国を中心にしたアジア各国に分散される傾向にありますが、 この動きは避けがたい現実として今後も容認せざるを得ないことでしょう。
しかし素材からの削出しによる部品加工と、 当該部品を用いた繊細なすり合わせ技術による組立品の製造に於いてはヨーロッパ諸国と違い、 古来【木】の文化を中心に産業が発祥したアジア諸国では、 日本が唯一のノウハウを有する他の追随を許さない国と認識しています。
多くの先達が血と汗にまみれ、 長い年月と××××の苦労を重ねて築き上げた、 世界に誇れる製造技術と卓越した技能を、後世引き継ぐためにも、 豊富な業務知識をベースにした多くのシステム導入の実績を踏まえて構築する工場生産管理システムを提供することで、 微力ながらその一翼を担えればと念じています。